ねこ座暗黒星雲

文です。

日記20220120

 今日はいくらか気になっていた漫画をさわりだけ読んだ。ネットで最初の数話だけ無料公開されてるやつとか、Kindleで無料配信していた時にその分だけDLしておいたとか、そういうやつだ。

 

ハイパーインフレーション

shonenjumpplus.com

 ジャンプ+を読む習慣というものが僕にはなく、そのせいでいくらか娯楽摂取の効率というやつが悪くなっているなと感じたことがある。アニメもそうなんだけど、毎週ちょっとずつってのが苦手なんだよね。

 閑話休題

『タコピーの原罪』を読むようになった際に、同日更新であるこの作品への注目度もじわじわ上がっていった。で、読んでみたら面白かった。マジで面白かった。なんで今までこれ読んでなかったんだろう。っていうのを一生繰り返すんだろうな。

 たった1つの、しかも癖のある異能を武器に、それを活かすための智謀策謀を巡らす、というのは、絵面こそ変わっているがまさにジャンプの異能ものといった趣がある。

 

・違国日記

www.amazon.co.jp

「日常系」の本質を「ドラマチックな展開を廃することで、人間関係や情緒の機微にフォーカスすることができる」という部分に求めるなら、この作品はその特徴が最大限に発揮されていると思う。

 作中の言葉選びも良い。「あなたは 15歳の子供は こんな醜悪な場にふさわしくない もっと美しいものを受けるに値する」「わたしは決してあなたを踏みにじらない」

 主人公・朝を取り巻くメインの大人たちは皆誠実で朝を慮ってくれる一方で、彼らもまた完璧な存在ではない。皆が皆、悩みながらも他人を思う、その姿に「しかし現実だとこんなに誠実な人間が揃うものだろうか」と一瞬でも思ってしまうあたりがつらい。

 

 タコピーももちろん読んでるんだけど、今日は疲れたのでここまで。タコピーはむしろ完結してから喋りたち感じがある。また明日。