ねこ座暗黒星雲

文です。

日記20220206/Alina of the Arena

・Alina of the Arena

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 面白い新作ゲームということで遊んだ。『Slay the Spire』系ローグライクカードゲームに、『Into the Breach』のようなマップ戦闘の要素を足し合わせた作品。結論から言うとめっちゃ面白いのでStS好きは買って損はないと思う。

 

 肝となるのはやはりマップ戦闘要素で、ブロック(ダメージ軽減)によって攻撃を受ける以外にも、攻撃範囲外に逃げて回避するという戦略を採ることができる。ただし、通常の移動権は「必ずターンの最初に」使用しなければならず、この制約がプレイしているとあっちゃこっちゃで足を引っ張ってくる。

 また、マップ戦闘ということで「敵をノックバックさせる/引っ張る」という動きも可能。特にノックバックは、「敵を別の敵や壁にぶつけるとスタンさせられる」という仕様が非常に重要。最も素直な移動カードである《Slam》も突撃した敵をノックバックさせることが可能なので、このスタンの仕様を理解することはクリアを大いに助けるだろう。

 

 また、「武器」もこのゲーム独自の要素。カードには青色と赤色が存在し、それぞれ「右手武器」と「左手武器」に対応している。それぞれ武器を持っていると、その効果(攻撃力の上昇や得られるブロックの上昇、攻撃時追加効果)がカードに適用される。

 両手持ちの武器でない限り、効果を受けられるカードを受けられないカードが出るので、カードの色を変更したり、戦闘中に咄嗟に武器を持ち替えるといった戦略が要求される。

 

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 今日は「ルーキー(イージー)モード」をクリアしたが、現在実装されている3ステージだけでも十二分に遊べる内容となっている。ていうかStSも3ステージなんだからステージ数はこれくらいでいい。2時間かかってるしね。

 デッキビルドにおけるアーキタイプも多く、武器とカードのシナジーが豊富で色々と遊び甲斐もある。

 StSの根幹システムをほぼそのままにさらに独自要素を建て増しした感じなので、StSを知っていることを前提にしているきらいはあるが、まあでも初見でもなんとかなるか。

 

 StSフォロワーゲームはなんぼあってもいいですからね。実はもう1つ、『Vault of the Void』という作品も気になっているのだが、こちらも英語オンリーな上に要素がかなり入り組んでいるらしいので手を出しあぐねている。

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 そういうわけでまた明日。